物流に関わる作業の課題を解決し、
稼働率向上を実現します合理化・自動化ロボット装置
パワーモジュール組立装置は、電力変換モジュールや電子機器の製造において使用される装置であり、半導体デバイスや基板を取り扱うことで、精密な作業を求められます。
パワーモジュール、半導体の組み立て工程では、ロボットが様々な役割を果たしています。これにより高い精度で安定した生産が実現されています。
各部材の①ピックアンドプレース、②ワイヤーボンディング、③はんだ付け、④検査工程、⑤前述の各工程の受け渡しを含めたラインの自動化と多くの工程で、ロボットを活用した装置の実績があり、生産プロセスの合理化、効率向上を実現してきました。
高い組立精度と再現性、安定的な生産、サイクルタイムの短縮と製造工程におけるメリットを出し続けてきた経験とノウハウが装置には詰まっています。
弊社のパワーモジュール組立工程で培った技術が、電機・家電製品の組み立てにおいても応用されています。例えば、当社のパワーモジュール組立ラインで使用されている高精度なピッキング・プレースロボットは、スマート家電製品などの制御基板において微細な部品の正確な配置を実現しています。これにより、製品の信頼性が向上し、同時に生産効率も向上しています。
さらに、自動化された検査プロセスにより、生産ライン全体での品質管理が向上した事例もあります。このように、パワーモジュール組立工程の製造実績が家電や電機製品の製造に取り入れられ、製品の性能向上や製造効率の向上に寄与しています。
自動車の製造において、車体とバンパーなどのパーツの色差を正確に測定するための自動装置が導入されています。これにより、従来は熟練した作業者の技術に頼っていた作業が、協働ロボットを活用することで革新的に進化し、省人化だけでなく技術伝承や属人化の課題も解決されています。
従来の目視に頼った手法よりも遥かに高い精度で色差を検知し、一貫性のある仕上がりを確保することが可能です。また、装置は連続的に作業を行うことができ、生産ライン全体での効率向上が期待されます。
移動式パレタイズロボット
簡単移動で狭路での活用やスペースの有効利用など現場の状況に合わせた設置が可能で生産ラインの最適化を実現する「【移動式】パレタイズロボット」。さらなる生産性向上に向けたソリューションをご提供いたします。
特徴
- 協働ロボット採用により安全柵不要で狭小スペースでも作業可能
- 多品種小ロットの生産品にも対応
- 各ラインの稼働状況に合わせてロボットを移動設置、ロボットの使用率を
高める活用方法を実現 - 生産計画に合わせ急なレイアウト変更にも柔軟に対応可能
- 閑散期にはバックヤードなど空いたスペースへ簡単に移動が可能
- 興和オプトロニクス製の「3Dカメラ」や「ビジョンユニット」との
スマートな連携による機能拡張
自律走行搬送ロボット(AMR)
自律走行搬送ロボットによる搬送の省人化
■自動回避・協働ロボット
ガイドを使って走行するAGV(無人走行車)と異なり、
カメラやセンサーを使い、人の作業の補完可能
■作業者の移動距離の大幅な改善
移動距離が減れば、そこに割り当てられる人員の削減可能
■豊富なラインアップ・操作性
搬送重量や対象物に応じて必要なモデルやモジュールを選択。
特殊な知識を必要とせず端末操作によりセレクト可能
自律走行搬送ロボット(AMR)のメリット
AMRは、AIを搭載しガイド無しでの走行が可能、自ら判断し、人や障害物を自律的に回避しつつ移動することができます。
マップを元に自動でルートを算出するため、AGVのような磁気テープなどのガイドラインが不要、作業エリアのレイアウト変更にもフレキシブルに対応が可能な上、タブレットなどの汎用端末からワイヤレス操作が可能で、扱いが容易です。
- カゴ車搬送AMRユニット
カゴ台車搬送専用のAMRユニット。
自動ピックアップやリリースが可能で作業者が常に介在する必要がありません。 - コンベアAMRユニット
作業ラインと作業ラインの間を柔軟に繋ぐコンベア搭載AMRは、作業導線を考える必要なく、フレキシブルに作業工程をサポートします。 - パレット搬送AMRユニット
パレットに積載した荷物をそのまま搬送可能。
フォークリフトとの共同作業やコンベア機能による積み下ろしの完全自動化も実現できます。 - 棚搬送AMRユニット
可搬式の専用棚をAMRと組み合わせ、棚ごと商品を指定の場所や作業者の元に搬送します。
ピッキングや棚入れに伴う作業者の移動を大幅に軽減し、施設内の省人化が可能になります。 - カゴ車けん引AMRユニット
カゴ台車やカートなどの運搬車を連結し、けん引走行します。運搬車を自動取付け・切り離しも可能です。 - ピッキングAMRユニット
ピッキングしたワークを次の作業工程に搬送します。
ピッキングロボットをAMRと組み合わせることで、ピック&プレースと搬送作業を1台で賄うことができ、作業効率の向上が見込めます。
AMRユニットのトップモジュールは他にも多数種類がございます