ユースケース|Nymi Bandによる生体認証

※Nymi Bandの詳細はこちら

クリーンルーム内での生体認証による個人を特定

導入メリット

  1. 一般的な生体認証(指紋、顔)が使えないエリアでも生体認証が可能
  2. On-Bodyセンサで常に生体を感じており、一度の認証で着用中はアクティブ状態を保持
  3. 各種機器にRFIDシステムを備えることで共通の認証ツール化し、ログイン・ログアウトに対する時間を大幅に削減

このようなお悩みをお持ちではありませんか?

  1. セキュリティ上は、ID、パスワード管理を厳格に運用したいが、作業性に大きく影響するので現場からの反対が多くどうしたらいいの?
  2. クリーンルーム内で使える生体認証って何かあるの?
  3. 生体認証の導入ってなんか難しそう?
  4. 生体認証をもっと身近に使えるようにしたい

Nymi Bandが実現できること

私たちの顧客先である医薬品製造工場では、生産エリアはクリーンルームとなっており、人体からの異物発生を防ぐ特殊なスーツに着替えてオペレーティングされてます。クリーンスーツでは、身体はもちろんのこと顔はマスク、ゴーグルをつけ、手には手袋をはめています。現在、日常的に使われている指紋認証や顔認証を使うことができないシチュエーションであり、これまで生体認証による個人管理ができないエリアだと認識されてました。
Nymi Bandは、着替える前に腕につけ認証しておくことで、バンドを外すまで認証アクティブの状態を保ちます。その上からクリーンスーツをまとうことにより、バンドによる認証でクリーンルームへの入室管理を可能にします。さらにリーダを搭載した機器であれば、ログインやログアウトもバンドを介して実行することができます。
医薬品製造に関わるオペレーティングは、今後より厳密な個人特定を求める流れになっています。対応するために、わざわざログインIDや難解なログインパスワードを都度打ち込む必要はありません。Nymi Bandは、生体認証により個人を特定したバンドが様々な機器へのアクセスを短時間で可能にし、さらにはそれがセキュリティを担保できる優れたソリューションなのです。

「Nymi Band」の使い方

Nymi Bandの使用イメージ

【STEP1】「Nymi Band」の装着
まずは「Nymi Band」を手首に装着し、プレートに指を押し当てて指紋認証します。この際、ECG(心電図)を読み取り、常時本人が装着していることも確認。着用中は常時認証がキープされます。

【STEP2】各装置での認証
ゲートや各設備、PCなどの端末に「Nymi Band」をかざせば、ログイン・ログアウト・ロック解除ができます。Bluetoothでログインすれば、Bluetoothが届く範囲内でログイン状態を保つことが可能です。

【STEP3】業務終了
業務終了後は、手首に装着された「Nymi Band」を取り外すことで、認証が解除されます。